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文献詳細

雑誌文献

臨床検査2巻11号

1958年11月発行

文献概要

技術解説

糞便の細菌検査法(Ⅰ)

著者: 高橋昭三1

所属機関: 1東大医学部細菌学教室

ページ範囲:P.651 - P.654

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 糞便の細菌学的検査は,主として腸内細菌群中の病原菌を検索する場合に行われる。これはグラム陰性の桿菌である。特殊な場合,グラム陽性の球菌等の検索も行われるが,それは比較的少い。赤痢アメーバ等の原虫が検索の対象になる事もある。
 糞便は,腸から出るわけで,口から入つた食品の最後の姿である。したがつて,食べものが口に入る時にもつて来た細菌も出てくる事になる。従つて,多種多様の細菌の集りといつてよい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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