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文献詳細

雑誌文献

臨床検査2巻2号

1958年02月発行

文献概要

研究

梅毒反応知見補遺

著者: 小林真1 高平等1 笹原冨士枝1 及川軍七1

所属機関: 1仙台鉄道病院

ページ範囲:P.113 - P.114

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I.緒言
 我々の病院に於ける梅毒反応はワツセルマン氏反応(以下「WaR」と略す)村田氏反応(以下「村田」と略す)並びに北研法(以下「北研」と記す)の3方法を実施して居つたのであるが,今般カルヂオライピンスライド法(以下「カ」法と略す)を加え実施する段となつたので,それらの成績並びに二,三の統計的観察事項を報告する。
 秋元1)によれば梅毒血清診断の不一致率を指摘し,このことはゆるがせにし難い問題であると述べて居るが,我々の結果に於ても勿論不一致のものはあつたがそれらが果して推計学的にどれ程の過誤があるかをも併せ検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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