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日常検査の基礎技術
ハンダ付けの基礎技術
著者: 吉田徹1
所属機関: 1東京電子専門学校医学電子科
ページ範囲:P.91 - P.98
文献購入ページに移動 電気生理検査をはじめ,試料検査では種々の測定器が使用されるが,同時にピックアップ,電極などの付属品を用いることが多い.これら各種機器,付属品は,取り扱い中にリードの断線,切れかかり,接触不良,素子部品の劣化不良のために,ハンダ付けによって修理することが日常検査で必要とされる.機器内部の故障についてはメーカーのサービスマンに依頼することになるが,外部の簡単な故障はハンダ付けによって修理できることが多い.またピックアップを購入,交換の場合,コネクダーをハンダ付けによって取り換える必要も生ずる.ハンダ付けは不安定要素が多く,品質にバラツキができる宿命をもっているが,同時にカンに頼る要素も多い作業である.しかし要領を会得すれば決して難しい技術ではない.
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