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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻10号

1976年10月発行

文献概要

技術解説

細菌性毒素と抗毒素の検出法・1—溶血毒

著者: 三輪谷俊夫1 本田武司1

所属機関: 1阪大微研細菌血清

ページ範囲:P.1001 - P.1008

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 細菌の産生する毒素には(菌体)外毒素と(菌体)内毒素があるが,本稿では外毒素について述べることにする.外毒素はタンパク性の毒性物質であり,微量で特異的な毒作用を示すが,大まかに毒作用を大別すると,(I)溶血活性,(II)下痢原性,(III)致死活性,(IV)その他をあげることができる(表1).本文では紙面の関係もあり,これらのうち代表的な毒素を取り上げ,その検査法を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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