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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻11号

1976年11月発行

特集 臨床検査室マニュアル

Ⅰ.検査室の設計

検査部の建築計画

著者: 伊藤誠1

所属機関: 1千葉大・工学部建築学科

ページ範囲:P.1116 - P.1126

文献概要

検査部門の占めるべき建築的位置
 病院の中で,検査部が中央化され,病棟・外来部をはじめとする各部門の要請にこたえていくことが前提となる以上,それを院内のどこに置くかは,建築設計上まず取り上げなければならない第一の課題となろう.その位置が適切でなければ,他部門との連係が円滑にいかず,患者にむだな移動を強い,ひいては検査部自体の作業能率を著しく低下させることにもなりかねない.
 ところで,この問題の解決は,検査部の機能,特に他部門とのかかわり合いを的確に把握することから出発する.具体的に言えば,患者の動きや検体・情報(検査依頼,結果報告)さらには各種物品の流れなどを正しく捕らえるところから始めなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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