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文献概要
特集 臨床検査室マニュアル Ⅲ.標準検査項目
A.生化学的検査
著者: 五味邦英1
所属機関: 1昭和大臨床病理
ページ範囲:P.1210 - P.1216
文献購入ページに移動1)総タンパク
タンパク濃度の高い溶液(血清,浸出液など)は屈折率とタンパク濃度との間に高い相関がある.この原理に基づいて屈折計によりタンパク量を測定する方法が一般に広く行われている.他の方法としてはビウレット法による比色分析を行っている.血清総タンパク測定では各種のタンパクを測定しているため,標準物質として純タンパク結晶を用いたとき,その特性により必ずしも測定渋ごとに同一結果を示さないことがある.
タンパク濃度の高い溶液(血清,浸出液など)は屈折率とタンパク濃度との間に高い相関がある.この原理に基づいて屈折計によりタンパク量を測定する方法が一般に広く行われている.他の方法としてはビウレット法による比色分析を行っている.血清総タンパク測定では各種のタンパクを測定しているため,標準物質として純タンパク結晶を用いたとき,その特性により必ずしも測定渋ごとに同一結果を示さないことがある.
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