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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻11号

1976年11月発行

文献概要

特集 臨床検査室マニュアル Ⅴ.検査データからみた疾患の特徴

浮腫(むくみ)

著者: 橘敏也1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.1250 - P.1251

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1.浮腫とは
 浮腫(edema)とは,細胞外液,ことに細胞間液が皮下組織に異常にたまった状態をいう.それと同じ仕組みで細胞外液が腹腔に異常にたまったものが腹水(ascites),胸腔内に異常にたまったものが胸水(pleural effusion)である.腹水,胸水は著しい浮腫が全身に及んだとき,その一部として認める場合と,全身性の浮腫とは別に,それ単独で起こる場合とがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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