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特集 臨床検査室マニュアル Ⅴ.検査データからみた疾患の特徴
浮腫(むくみ)
著者: 橘敏也1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.1250 - P.1251
文献購入ページに移動1.浮腫とは
浮腫(edema)とは,細胞外液,ことに細胞間液が皮下組織に異常にたまった状態をいう.それと同じ仕組みで細胞外液が腹腔に異常にたまったものが腹水(ascites),胸腔内に異常にたまったものが胸水(pleural effusion)である.腹水,胸水は著しい浮腫が全身に及んだとき,その一部として認める場合と,全身性の浮腫とは別に,それ単独で起こる場合とがある.
浮腫(edema)とは,細胞外液,ことに細胞間液が皮下組織に異常にたまった状態をいう.それと同じ仕組みで細胞外液が腹腔に異常にたまったものが腹水(ascites),胸腔内に異常にたまったものが胸水(pleural effusion)である.腹水,胸水は著しい浮腫が全身に及んだとき,その一部として認める場合と,全身性の浮腫とは別に,それ単独で起こる場合とがある.
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