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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻11号

1976年11月発行

文献概要

特集 臨床検査室マニュアル Ⅴ.検査データからみた疾患の特徴

急性肝炎

著者: 上野幸久1 遠藤了一2

所属機関: 1三宿病院 2三宿病院研究検査課

ページ範囲:P.1252 - P.1253

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1.概念
 肝炎ウイルスによる全身感染症で,特に肝が著しく侵される.肝炎ウイルスには少なくともA,Bの2種の存在が知られており,A型肝炎は流行性肝炎,B型肝炎は血清肝炎に相当し,B型肝炎ではHBs抗原あるいはHBs抗体が検出される.薬剤性肝障害の一部はウイルス肝炎と同じ病像,検査成績のパターンを示すが,通常単に急性肝炎といえばウイルス性のものを指す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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