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特集 臨床検査室マニュアル Ⅴ.検査データからみた疾患の特徴
甲状腺機能亢進症と低下症
著者: 伊藤国彦1 伴良雄1
所属機関: 1伊藤病院
ページ範囲:P.1258 - P.1259
文献購入ページに移動甲状腺機能亢進症
1.概念
甲状腺機能亢進症では甲状腺は肥大し,ヨードを活発に取り込み,甲状腺ホルモンを多量に産生し,血中に放出している.甲状腺ホルモンにはThyroxine(T4)とTriiodothyronine(T3)の2種類があり,T3はT4の数倍の生物学的活性をもっているために,微量でも甲状腺ホルモン作用は強い.
1.概念
甲状腺機能亢進症では甲状腺は肥大し,ヨードを活発に取り込み,甲状腺ホルモンを多量に産生し,血中に放出している.甲状腺ホルモンにはThyroxine(T4)とTriiodothyronine(T3)の2種類があり,T3はT4の数倍の生物学的活性をもっているために,微量でも甲状腺ホルモン作用は強い.
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