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私のくふう
免疫電気泳動標本の簡易な写真撮影法
著者: 中西十束1
所属機関: 1国立療養所福岡東病院研究検査科
ページ範囲:P.1385 - P.1385
文献購入ページに移動 カンテンを用いた免疫電気泳動において出現した沈降線を写真に撮り記録として残す場合に,一般には観察箱と写真機を用いて撮影を行っているが,まとめて行う場合は良いが少数の場合は面倒なので,これを簡単に写真に記録する方法として次のように行っているが,割合にきれいなものを得ていますので紹介いたします.
まずバット(または適当な容器)に水を入れ,でき上がったカンテン標本(沈降線が十分に現れたとき)を水中に沈める.水の量は標本が十分につかる程度であれば適当でよい.そして,標本の下に写真用印画紙(2号または3号)を沈めて敷く.これに適当な光源ランプにて1〜2秒間(実験にて定める)焼き付けを行う.
まずバット(または適当な容器)に水を入れ,でき上がったカンテン標本(沈降線が十分に現れたとき)を水中に沈める.水の量は標本が十分につかる程度であれば適当でよい.そして,標本の下に写真用印画紙(2号または3号)を沈めて敷く.これに適当な光源ランプにて1〜2秒間(実験にて定める)焼き付けを行う.
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