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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻12号

1976年11月発行

文献概要

研究

Immune Adherence Hemagglutination Test用ヒトO型赤血球の凍結保存に関する研究

著者: 下水流保範1 岸恵実子1 吉田喬1 滝本義一1 守本富昭1

所属機関: 1エーザイ(株)免疫研究室

ページ範囲:P.1407 - P.1410

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はじめに
 Immunne Adherence Hemagglutination (IAHA)反応1)は極めて高感度に抗原および抗体を検出する方法として知られ,HBsAg2)やHBcAg3)更にHAAg4)およびその抗体の検出などに広く応用されている.しかし本反応には生のヒトO型赤血球を必要とし,反応性のよい赤血球が容易に入手できないこと,反応性に個体差があるため,結果の再現性に影響を受けることがある.我々は,これらの点を改善するため,IAHA用ヒト0型赤血球の長期保存法を取り上げ,凍結,保存,解凍の各段階について詳細な検討を行うとともに,凍結赤血球のIA活性についても種々検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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