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カテコールアミン測定法
著者: 今井一洋1
所属機関: 1東大薬学部薬品分析化学
ページ範囲:P.1459 - P.1463
文献購入ページに移動 種々の方法論の発展によるのであろうか,ここ数年におけるカテコールアミン測定法の進歩には著しいものがある.振り返ってみると,螢光分析に始まり,ガスクロマトグラフィー,二重アイソトープ標識化法,マスフラグメントグラフィー,液体クロマトグラフィー,ラジオイムノアッセイなど,数多くの方法が発表されてきた.
これらのうちマスフラグメントグラフィー1〜4)は感度も選択性も高いが装置が高価であり,二重アイソトープ標識化法5,6)は煩雑な処理操作を必要とする.また,ラジオイムノアッセイ7)は現在研究の緒についたばかりで,実用に供されるには間があろう.したがって,現時点で,簡便で比較的安価で,臨床検査室で用いられるのは,ガスクロマトグラフィー8〜10)および液体クロマトグラフイー11〜13)による方法ではないかと考えられる.
これらのうちマスフラグメントグラフィー1〜4)は感度も選択性も高いが装置が高価であり,二重アイソトープ標識化法5,6)は煩雑な処理操作を必要とする.また,ラジオイムノアッセイ7)は現在研究の緒についたばかりで,実用に供されるには間があろう.したがって,現時点で,簡便で比較的安価で,臨床検査室で用いられるのは,ガスクロマトグラフィー8〜10)および液体クロマトグラフイー11〜13)による方法ではないかと考えられる.
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