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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻8号

1976年08月発行

文献概要

検査機器のメカニズム・56

ネフェロメーター

著者: 小出朝男1

所属機関: 1自治医大病院臨床病理部

ページ範囲:P.856 - P.857

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 従来,濁りの強さを測定する方法は比濁法(turbidimetry)と比朧(ろう)法(nephelometry)に分類され,前者は懸濁液に光を当て,吸収および散乱された後,溶液を通過した一部の光を吸光度の増加として測定するもので,後者は懸濁液に光を当てると生ずる散乱光を測定するものである.しかし,現在では濁りの度合による定量分析を一括してnephelometryと呼び習慣的に比濁法と呼ぶことが多く,したがってnephelometerも比濁計と呼ばれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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