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文献詳細

雑誌文献

臨床検査20巻8号

1976年08月発行

文献概要

Senior Course 血清

—血清検査の基礎—血清補体価の測定

著者: 浅川英男1

所属機関: 1東京医歯大・中検

ページ範囲:P.866 - P.867

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補体の定量法
 血清中の補体の動静を知ることは,その疾患に免疫現象が関与しているか否かの重要なマーカーとなる.また逆に補体の増加していることから推測しうる疾患もあって,補体定量の意義は大きい.
 また補体結合反応,免疫溶血反応を行うためにも補体血清の補体価を測定する必要に迫られる.補体の量と溶血度との関係を示したものが右図で,この図で見ると溶血度が20%から80%まではほぼ直線を示すので,この間で補体量をみたほうが合理的であることが分かる.それが50%溶血で補体量をみる理由である,以下測定法1)を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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