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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻10号

1977年10月発行

文献概要

技術解説

膵液の採取法と重炭酸塩の測定法

著者: 竹内正1 北田増和2

所属機関: 1東京女子医科大学・消化器病センター,臨床検査科 2東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.1055 - P.1062

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膵外分泌機能とは
 消化管内での食物の消化に必要な消化酵素と重炭酸塩とを分泌する膵臓の能力を膵外分泌機能と言うことができる.
 胃が塩酸と,酸性領域で働くペプシンとを分泌する器管であるのに反し,胃から十二指腸に流入する酸性の内容を中和すべく膵は重炭酸塩を分泌し,上部小腸を中性・アルカリ性とし,膵酵素の作用する環境を作り出すのに役立っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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