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Volu-Sol,Model 400 Nephelometerによるフィブリノゲン測定法の検討
著者: 河口行雄1 田口和枝1 後藤清1 中野栄二2 土屋俊夫2
所属機関: 1日本大学駿河台病院中央検査科 2日本大学駿河台病院臨床病理学
ページ範囲:P.1126 - P.1128
文献購入ページに移動血漿フィブリノゲン(以下Fbgと略す)は炎症性疾患,心筋梗塞,悪性腫瘍,糖尿病,ネフローゼ症候群,妊娠などで増加し,出血性疾患において低下することが知られている.特にDICの診断には緊急検査としてFbgの定量が必要である.しかし,現在広く用いられているチロジン法1)は操作が複雑で再現性が悪いことから,これらに代わる方法として,トロンビン法2〜4),加熱法5〜7),TG-Meter法8)などの方法が試みられている.
今回,散乱光を利用した比濁計であるVolu-Sol式Model 400 NephelometerによるFbg測定(以下VSM-400法と略す)を行う機会を得たので,本法の検査精度及びルーチン化の可否について検討を行った.
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