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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻11号

1977年11月発行

文献概要

特集 小児の臨床検査 Ⅰ.サンプリングの技術

A.血液

著者: 西村昻三1

所属機関: 1聖路加国際病院小児科

ページ範囲:P.1162 - P.1165

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 小児の臨床検査の中で,血液は検査材料として最も広く用いられていることは周知の事実であるが,そのためには,検査に必要な量の血液を,目的に応じ毛細管,静脈,動脈から採取しなければならない.しかし,小児の採血は,年齢により難易の差が強く,なかでも乳幼児の採血が最も難しい.最近では,検査法も微量化,簡易化してきているので,血液を材料とする検査の全過程の中では,乳幼児の採血が最も困難にして熟練を要するものになってきている.そこで,乳幼児の採血法のうち,特に日常臨床上役立つものと思われる方法を述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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