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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻11号

1977年11月発行

文献概要

特集 小児の臨床検査 Ⅲ.検体検査

F.RI検査

著者: 戸谷誠之1

所属機関: 1国立小児病院研究検査科

ページ範囲:P.1209 - P.1211

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 検体検査の微量化の中で放射性同位元素をトレーサーとし,抗原抗体反応に基づいたRI検査法(ラジオイムノアッセイ法)は感度が高く,特異性が強い点でホルモンなどの血清中微量成分の測定を可能にし,この領域の学問進歩に大きな貢献をした.
 本法の一般的な原理は以下のとおりである.精製抗原をRIで標識化する.この抗原に対する抗体を準備する.血清試料中の非標識抗原(検体)と標識抗原が共存する場に抗体を入れると,共通の反応性を抗体に示す.その結果,生じた抗原抗体複合体の標識量から非標識抗原の未知濃度が定量できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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