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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻11号

1977年11月発行

文献概要

特集 小児の臨床検査 Ⅲ.検体検査

N.血液ガス

著者: 向山徳子1

所属機関: 1同愛記念病院小児科

ページ範囲:P.1234 - P.1235

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 小児科領域においては成人に比べ脱水や電解質異常,酸塩基平衡の障害を来しやすく血液ガスの値を理解することは疾病の病態生理を知り治療に役立てるために大切である.近年になりアストラップ血液ガス分析装置,あるいは全自動血液ガス分析装置などの普及により極く微量の血液サンプルで迅速に測定されることにより小児における血液ガス測定の普及は目覚ましいものがある.小児,特に新生児においては酸塩基平衡の調節が成人と異なる面も多く,その機構を理解しかつ測定上の問題点も考慮に入れたうえで血液ガスの値を理解しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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