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カラーグラフ 皮膚の真菌症・Ⅵ
クリプトコックス症とスポロトリックス症
著者: 赤木正志1
所属機関: 1八尾市立病院皮膚科
ページ範囲:P.1412 - P.1413
文献購入ページに移動 クリプトコックス症は酵母菌性髄膜炎として最もよく知られている.スポロトリックス症はリンパ行性に肉芽腫性の結節や潰瘍を次々に形成していく臨床像が特徴的である.後者の原因菌は最近SporotrichumからSporothrixに改められたので病名も変えるべきであるという主張が強くなった.菌名が変われば病名も変わるということは煩わしいことであるが,モリニア症の例もあるのでやむを得ないことであろう.ただし欧文の病名は菌名がいずれであってもSporotrichosisである.
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