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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻12号

1977年11月発行

文献概要

カラーグラフ 皮膚の真菌症・Ⅵ

クリプトコックス症とスポロトリックス症

著者: 赤木正志1

所属機関: 1八尾市立病院皮膚科

ページ範囲:P.1412 - P.1413

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 クリプトコックス症は酵母菌性髄膜炎として最もよく知られている.スポロトリックス症はリンパ行性に肉芽腫性の結節や潰瘍を次々に形成していく臨床像が特徴的である.後者の原因菌は最近SporotrichumからSporothrixに改められたので病名も変えるべきであるという主張が強くなった.菌名が変われば病名も変わるということは煩わしいことであるが,モリニア症の例もあるのでやむを得ないことであろう.ただし欧文の病名は菌名がいずれであってもSporotrichosisである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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