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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻2号

1977年02月発行

文献概要

新しいキットの紹介

T3-リアキットⅡの使用経験

著者: 扇谷茂樹1 村中修2 久城英人1

所属機関: 1近畿大学病院中央臨床検査部 2近畿大学病院中央放射線部

ページ範囲:P.208 - P.212

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緒言
 3,5,3'-Triiodo-L-Thyronine (以下,T3と略)は,1952年,Gross and Pitt-Riversら1)によってヒト血中での存在が見い出された。
 T3は同じ甲状腺の生理活性成分であるL-Thyroxine(T4)に比べてその血中濃度は1/50〜1/100にすぎないが,生理作用の効果は数倍強力で,かつ速効性に富み,甲状腺機能の調節,維持にT4とともに重要な役割を果たしている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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