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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻5号

1977年05月発行

文献概要

新しい心機能検査法・5

RIによる心機能検査

著者: 平川顕名1 桜井恒太郎1 松村忠史1 本原征一郎2

所属機関: 1京都大学・第3内科 2滋賀県立成人病センター循環器内科

ページ範囲:P.535 - P.540

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 同位元素を用いた臨床検査の利点は,体外計測が可能なため患者の苦痛や危険が少なくてすむことにあり,主にスクリーニング検査として応用されてきた.従来,これらの検査はシンチスキャナーあるいはガンマカメラによる映像記録とシンチレーションカウンターによる動態検査とに分かれて発展してきたが,電子計算機による情報処理技術の発達は両者を一つに集約しつつある.また,同位元素のもう一つの特徴である生体の機能を直接に映像化する働きは,観血的検査法も代わりえないものとして注目されている.今回は表1に掲げた心機能検査法のうちから,特に我々が日常臨床で診断に頻用している体外計測法の幾つかを解説し,新しい試みや装置についても紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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