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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻5号

1977年05月発行

文献概要

新しい赤血球の検査・5

ポルフィリンをめぐって

著者: 佐々木英夫1 原正雄1 小池和夫1 蛯谷功1 富永真琴1 山谷恵一1 八幡芳和1 金子兼三2

所属機関: 1山形大学・第3内科 2新潟大学第1内科

ページ範囲:P.541 - P.547

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 ポルフィリンはヘモグロビンやVB12の構成成分としてよく知られた生体色素であり,生体内では鉄,銅,コバルト,亜鉛などと結合した金属ポルフィリンとして存在し,殊に鉄と結合したヘムはグロビンとともにヘモグロビンの二大要素として重要である1)
 グロビンの代謝異常であるヘモグロビン病は分子病の代表として早くから注目され,研究も進みほぼやりつくされた感さえある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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