文献詳細
カラーグラフ
文献概要
細胞診標本に異物が混入(コンタミネーション)する例は意外と多い.しかし,異物の混入は細胞診に限られたことでなく,臨床検査の各分野にも起こりうるもので,コンタミの特徴は検体の種類を問わない点にある.その大半は成書にも明確な記載はなく,私たちは専門家の意見を求めて走り回ったり,なおかつ不明の異物として処理するより方法がないのである.異物の形態は癌細胞や虫卵などと酷似するものがあり,その鑑別は重要であると考える.
なお特に花粉の同定に多大のご協力をいただいた佐藤重雄技師(雄勝中央病院)に深謝する.
なお特に花粉の同定に多大のご協力をいただいた佐藤重雄技師(雄勝中央病院)に深謝する.
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