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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻9号

1977年09月発行

文献概要

技術解説

タンパク分画のニグロシン染色法

著者: 櫻林郁之介1 浦田武義2

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理 2日本商事㈱企画課

ページ範囲:P.948 - P.953

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 体液中のタンパクを同定する場合に,肉眼的観察,あるいは紫外部吸光で測定する方法とタンパクを染色して同定する方法があるが,電気泳動法を応用してタンパクの同定を行う場合にはタンパク染色を行うのが一般的である.
 現在タンパク染色用色素として広く用いられているものは,Ponceau S及び3R, Amido Black 10B, Coomassie Brilliant Blue R-250及びG-250, Bromophenol Blue, Nigrosineなどがあるが,タンパク化学の進歩につれて,感度の高い染色法が要求されており,微量のタンパクを染色するための色素が要望されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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