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海外の学会から
ホルモン・薬物の酵素イムノアッセイの国際シンポジウム(西独)
著者: 辻章夫1
所属機関: 1昭和大学薬学部
ページ範囲:P.1230 - P.1230
文献購入ページに移動我が国でも使用され始めたSyvaのHomogeneousEIAについて幾多の臨床例が報告され,Dr.SnyderによりT4からT3,更にステロイド(コーチゾール,エストリオールなど)のHomogeneous EIAの開発が進んでいることが報告された.新しいHomogeneous EIAとして,MilesとWeizman研究所のグループにより,補酵素を用い酵素サイクリング法によるEIAが発表された.また,Milesのグループはβ-ガラクトース-螢光色素-ハプテン結合体を用い,抗体がハプテンに結合すると酵素によるガラクトースと螢光色素の水解が阻害されることに基づく新しい方式を発表した.
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