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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻11号

1978年11月発行

文献概要

特集 酵素による臨床化学分析 定量法各論

4.尿酸

著者: 影山信雄1 中根清司2

所属機関: 1社会保険中京病院検査部 2名古屋大学病院検査部

ページ範囲:P.1286 - P.1303

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はじめに
 尿酸の測定は,1890年にOfferがアルカリ性下でリンタングステン酸を尿酸が還元して,タングステン青を生ずることを見いだし,この反応を1912年にFolinとDenisが血中の尿酸定量に初めて導入したことにより始まった.以来,現在までに数多くの尿酸測定法の考案・改良がなされてきたが,これらの尿酸測定法は,原理別に大きく還元法と尿酸分解酵素を用いた酵素法に分けられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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