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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻6号

1978年06月発行

文献概要

新しいキットの紹介

Latex凝集反応によるCRP検出法の検討

著者: 松田重三1

所属機関: 1帝京大学第1内科

ページ範囲:P.669 - P.672

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はじめに
 いわゆる急性相反応物質の一種であるC反応性タンパク(C-reactive protein,以下CRPと略す)の検索は,非特異的な病的タンパクとはいえ,その疾患が炎症性のものであるか否かの判定,あるいはその重症度や予後判定など,臨床的に有用であることは広く認められている1,2)
 さて日常臨床検査において,CRPは主として毛細管法により検索されている.しかし,本法はその結果を得るまでには,少なくとも2時間以上,通常は18時間以上を要し,緊急検査法としては必ずしも有用ではなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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