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第6回樫田賞受賞論文・2
ラジオイムノアッセイによるHBs抗原検出と確認試験について
著者: 後藤庄助1
所属機関: 1東北大学病院中央検査部
ページ範囲:P.723 - P.728
文献購入ページに移動 HBs抗原の検査は輸血後肝炎及び肝疾患の診断と予後の判定上,また院内感染防止対策上重要な検査である.
現在検査室で行われているHBs抗原の検出法の中で,最も感度が高いとされているラジオイムノアッセイ法には二つの問題点が提起されている.その一つは特異性を確認することであり,もう一つはカットオフ値に近い値の陽性,陰性の判定である.しかし,その特異性を確認する方法は各検査室独自の方法によって実施されている現状である.
現在検査室で行われているHBs抗原の検出法の中で,最も感度が高いとされているラジオイムノアッセイ法には二つの問題点が提起されている.その一つは特異性を確認することであり,もう一つはカットオフ値に近い値の陽性,陰性の判定である.しかし,その特異性を確認する方法は各検査室独自の方法によって実施されている現状である.
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