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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻7号

1978年07月発行

文献概要

研究

パンクレオザイミン—セクレチン刺激により採取された胆汁膵液内の寄生虫ならびに真菌

著者: 土井久平1 藤森勲1 一木美智子1 斉藤辰夫1 絹村厚幸1 岡本一也1 室久敏三郎2 武藤良弘2 津根境3 高見謙一郎3 広岡大司4 栗田雅史5 山田喬6

所属機関: 1県西部浜松医療センター中検 2県西部浜松医療センター外科 3県西部浜松医療センター内科 4藤枝市立志太総合病院内科 5藤枝市立志太総合病院中検 6獨協医科大学病理

ページ範囲:P.769 - P.772

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はじめに
 パンクレオザイミン—セクレチンテスト(以下PSテストと略す)は膵外分泌機能の診断に欠くことのできない検査法でちるが,同時に採取された十二指腸液の細胞診(以下PS細胞診と呼ぶ)が有用であることは既に多くの報告がある.特に膵頭部領域の癌の早期診断に役立つことを,我々は発表した.
 このPS細胞診の検索の際に随伴する各種の寄生虫ならびに真菌を発見した.その形態を示し,その発見が治療の実際に役立つことを強調したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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