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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻7号

1978年07月発行

文献概要

研究

日常細菌検査におけるグラム陰性桿菌の同定に関する考察

著者: 池戸正成1 石塚巌1 上田貞善1 青山巌2 賀屋秀男3 宮崎真知子3 佐野和三3 奥山清子4 土屋俊夫5 寺島英一5 岡部洋太郎5

所属機関: 1栄研環境科学研究所 2済生会宇都宮病院検査室 3日大駿河台病院検査室 4日大板橋病院検査室 5日本大学臨床病理

ページ範囲:P.777 - P.780

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はじめに
 検査室において臨床細菌検査が他の検査部門と異なる点は,それが患者材料そのものの分析でなく,その中に存在する起因菌を証明することである.
 周知のごとく近年感染症の変貌が著しく,菌対宿主の関係は複雑になり,同定検査の重要性が増大していることは事実である.一方,繁忙な検査室では限られた人員で多数の検体を処理し,分離菌について詳細な同定検査を行うことは困難な状況にあり,検査の簡易化,検査時間の短縮,精度の向上を望んでいるのが一般の実態である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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