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今月の主題 免疫複合体 技術解説
Solid phase conglutinin binding testによる血中溶性免疫複合体の測定
著者: 吉田治義1 高橋勲1 中井庸二1 井上勝美1 濱島義博1
所属機関: 1京都大学第2病理
ページ範囲:P.19 - P.26
文献購入ページに移動我々の行ったsolid phase conglutinin bindingtest (以下KgBT)は,conglutinin (以下Kg)が免疫複合体に結合したC3biとCa2+の存在下で特異的に結合するという性質を利用した,血中溶性免疫複合体の検出法である.Kg自体は,ウシ血清が抗体及び補体と反応した赤血球(EAC)を強く凝集させることから研究が進み,現在までに表1に示すような性質が明らかにされている.
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