icon fsr

雑誌詳細

文献概要

今月の主題 免疫複合体 検査と疾患—その動きと考え方・25

免疫複合体病—ループス腎炎の臨床

著者: 大藤真1 倉田典之1

所属機関: 1岡山大学・第3内科

ページ範囲:P.50 - P.56

ループス腎炎は,免疫複合体型腎炎のヒトにおける代表的モデルと考えられている.そして免疫複合体の形成因子としてnative-DNA (n-DNA)抗体を中心とする各種抗核抗体(ANA)が重要視されている1〜3)
本稿においては全身性エリテマトーデス(SLE)の具体例を呈示し,ANA,CH50などの免疫血清学的所見,腎における免疫複合体の動態を,ステロイド治療と腎症状の関連において説明する.

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?