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研究
セパラックス電気泳動法による血清酸性ムコ多糖測定・2—臨床的応用
著者: 藤田清貴1
所属機関: 1花園病院研究検査科
ページ範囲:P.1057 - P.1060
文献購入ページに移動緒言
酸性ムコ多糖(以下AMPS)は,生体内で主に蛋白と結合し,加齢や疾病によって変動することが知られている1〜3).
生体内のAMPS代謝を知る目的には,血中AMPSの量及び組成が重要な情報を提供するように思われるが,含量が少なく,従来の測定法4,5)では非常に多くの採血量を必要とするため,余り実施されていないのが現状である.
酸性ムコ多糖(以下AMPS)は,生体内で主に蛋白と結合し,加齢や疾病によって変動することが知られている1〜3).
生体内のAMPS代謝を知る目的には,血中AMPSの量及び組成が重要な情報を提供するように思われるが,含量が少なく,従来の測定法4,5)では非常に多くの採血量を必要とするため,余り実施されていないのが現状である.
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