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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻11号

1979年11月発行

文献概要

特集 免疫学的検査の進歩 Ⅰ.免疫不全 好中球

2.貪食能

著者: 木谷信行1

所属機関: 1埼玉県小児保健センター相談部

ページ範囲:P.1148 - P.1150

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 好中球が異物に接着しこれを細胞内に取り込む過程には,①異物に作用して好中球に取り込まれやすくする血清因子(オプソニン)の働き,②異物と接着する好中球の細胞膜の性状,③食胞を形成するための細胞内小器官(microtubulus, microfilament)の働きなどが関係している1)(図1).
 好中球の異物取り込み能(貪食能)を測定するための試験管内検査法には,表に示す種々のものが考案されているが,それぞれ一長一短を有している.ここでは一般検査室で容易に実施できるものとして,以下の検査法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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