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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻11号

1979年11月発行

文献概要

特集 免疫学的検査の進歩 Ⅰ.免疫不全 好中球

5.微細形態及び細胞化学

著者: 赤羽太郎1 小宮山淳1

所属機関: 1信州大学・小児科

ページ範囲:P.1155 - P.1159

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 好中球は細菌感染防御に主要な役割を果たしており,その量的減少や機能異常が化膿性感染症の反復,重症遷延化の要因になることはよく知られている.
 近年,好中球の機能と関連してその形態や細胞化学が注目され,特に好中球の微細構造を追求するうえから,電顕的検索がますます重要なものとなってきている1).本稿では好中球の微細構造と電顕細胞化学につき概説し,更に好中球機能異常を示す幾つかの疾患について,これら電顕的検索の有用性を紹介してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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