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特集 免疫学的検査の進歩 Ⅲ.自己免疫疾患・アレルギー
甲状腺
著者: 越智幸男1 梶田芳弘2 宮崎忠芳2 吉村学2 八谷孝2
所属機関: 1滋賀医科大学・第2内科 2京都府立医科大学第2内科
ページ範囲:P.1192 - P.1196
文献購入ページに移動橋本病の断診にはRoitt (1956)やWitebsky (1957)による抗サイログロブリン(TG)抗体の発見以後,沈降反応や赤血球凝集反応がこの抗体の証明に繁用されている.一方ミクロソーム(MC)に対する抗体も赤血球凝集反応や補体結合反応によって測定されている.その他螢光抗体法を用いる免疫学的検査法も試みられている.
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