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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻11号

1979年11月発行

文献概要

特集 免疫学的検査の進歩 Ⅴ.抗原

血漿蛋白

著者: 櫻林郁之介1

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理

ページ範囲:P.1269 - P.1272

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 ヒト血漿中には多くの蛋白が存在し,まだ知られていないものも多いがそれぞれに機能を保ちながら,個体の生命維持に重要な役割を演じている.現在ではこれらの蛋白成分は微量なものも含め80〜100種類が知られており,今後の研究の発展とともに更に多くの蛋白成分が見いだされるものと思われる.
 現在知られている主要な血漿蛋白成分は表1(次ページ)に示されるごとくで,その物理化学的性質及び生物学的機能もかなりのところまで解明しているが,まだ不明な点も少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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