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特集 免疫学的検査の進歩 Ⅵ.機械
ラジオイムノアッセイの自動化
著者: 桜井兵一郎1
所属機関: 1三菱油化メディカルサイエンス研究所
ページ範囲:P.1304 - P.1306
文献購入ページに移動 近年の内分泌学的診断及び微量生体成分のRIA測定法の長足の進歩に伴い,RIAへの検査依存度及びRIAの自動化の必要度は年々高まり,その自動化技術開発の成果は著しいものがある.
周知のようにRIAは,①in vitroで免疫化学反応を基本原理に,②放射能測定を検出手段に利用しており,③その過程で,なんらかの手段による反応生成物と未反応物との分離が不可欠な操作として必要である.したがって,RIAの自動化に当たってはこれらの工程を,いかなる方法にせよ装置に組み込まなければならない.生化学検査で多用される分光学的あるいは電気化学的測定法では,RIA法の①及び②に相当する反応時間,測定時間は極めて短時間で済み,③については均一系であるため不要である.
周知のようにRIAは,①in vitroで免疫化学反応を基本原理に,②放射能測定を検出手段に利用しており,③その過程で,なんらかの手段による反応生成物と未反応物との分離が不可欠な操作として必要である.したがって,RIAの自動化に当たってはこれらの工程を,いかなる方法にせよ装置に組み込まなければならない.生化学検査で多用される分光学的あるいは電気化学的測定法では,RIA法の①及び②に相当する反応時間,測定時間は極めて短時間で済み,③については均一系であるため不要である.
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