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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻12号

1979年11月発行

文献概要

今月の主題 甲状腺 技術解説

T3,T4の測定法

著者: 入江實1 黒田光保1

所属機関: 1東邦大学・第1内科

ページ範囲:P.1335 - P.1342

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 1959年にBersonとYalowがインスリンの測定にラジオイムノアッセイ(RIA)を初めて用いて以来,多くの物質の定量にこの方法が応用されており,ラジオアイソトープを用いるいわゆるin vitro検査の発展は目覚ましい.RIAは抗原抗体反応に基づく特異的結合反応を利用しているが,内分泌学領域においてもRIAにより,下垂体前葉ホルモン,甲状腺ホルモン,インスリン,その他多数のホルモンの微量測定が可能となり,内分泌疾患の診断や治療は飛躍的な発展を遂げた.
 以下にトリヨードサイロニン(T3),サイロキシン(T4)の測定法の実際と注意すべき点などにつき述べ,また本邦での測定報告についても述べるが,最初にRIAにおける一般的な事項について触れる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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