文献詳細
今月の主題 甲状腺
臨床検査の問題点・121
文献概要
甲状腺ホルモンの測定は,RIの応用により大きく進歩し,血中の微量ホルモンの定量を日常検査化し,更に酵素法の導入により大量検体の同時処理も可能となった.一方,各種測定キットの選択・取り扱い,ピペッティング,またホルモンの性質によっては,臨床症状とは合わない異常値を出しているのも現状である.
(カット図は,RIAの際の標準曲線に及ぼすインキュベーション時間と温度の影響を示す)
(カット図は,RIAの際の標準曲線に及ぼすインキュベーション時間と温度の影響を示す)
掲載誌情報