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プラスチックチューブコートインスリン抗体を用いたエンザイムイムノアッセイによる血中インスリンの測定
著者: 清水静夫1 泉倉康男1 中尾山梅子1 三村幸一1 井野隆弘1 松岡瑛1
所属機関: 1兵庫医科大学病院中央検査部
ページ範囲:P.1413 - P.1416
文献購入ページに移動1959年Yalow & Bersenら1)によりラジオイムノアッセイ(RIA)が開発されて以来,各種ホルモンの微量定量が可能になり,現在広く利用されている.しかしRIAはラジオアイソトープ(RI)を用いるため種々の制約を受ける難点がある.すなわちRIが比較的短時間で減衰すること,また特殊な測定機器ならびに設備を要すること,更に廃棄物及び放射線障害に対する取り扱い上の注意などが問題となる.
これらの問題点を解消するため,RIの代わりに酵素を標識物質として用いるエンザイムイムノアッセイ(EIA)が近年開発され検討が加えられつつある.
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