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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻12号

1979年11月発行

文献概要

新しいキットの紹介

プラスチックチューブコートインスリン抗体を用いたエンザイムイムノアッセイによる血中インスリンの測定

著者: 清水静夫1 泉倉康男1 中尾山梅子1 三村幸一1 井野隆弘1 松岡瑛1

所属機関: 1兵庫医科大学病院中央検査部

ページ範囲:P.1413 - P.1416

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緒言
 1959年Yalow & Bersenら1)によりラジオイムノアッセイ(RIA)が開発されて以来,各種ホルモンの微量定量が可能になり,現在広く利用されている.しかしRIAはラジオアイソトープ(RI)を用いるため種々の制約を受ける難点がある.すなわちRIが比較的短時間で減衰すること,また特殊な測定機器ならびに設備を要すること,更に廃棄物及び放射線障害に対する取り扱い上の注意などが問題となる.
 これらの問題点を解消するため,RIの代わりに酵素を標識物質として用いるエンザイムイムノアッセイ(EIA)が近年開発され検討が加えられつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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