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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻2号

1979年02月発行

文献概要

今月の主題 脂質 技術解説

HDL-コレステロール

著者: 櫻林郁之介1

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理

ページ範囲:P.121 - P.127

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 HDL-コレステロール,すなわち高比重リポ蛋白コレステロール(high density lipoprotein-choles-terol,以下C-HDL)が近年臨床的に注目を集めるようになった.
 C-HDLとは,HDL中に含まれているコレステロール含量のことで,1976年のFraminghamの疫学的研究結果により,C-HDLが動脈硬化症,特に冠状動脈硬化症の最も強力な危険予防因子(nega-tive risk factor)であることが判明し,にわかに注目されるようになった.現在C-HDLの測定法には大きく分けて三つの方法がある.すなわち,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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