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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻3号

1979年03月発行

文献概要

今月の主題 DIC 技術解説

FDPとFgDPの鑑別

著者: 風間睦美1

所属機関: 1帝京大学・第1内科

ページ範囲:P.219 - P.226

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 フィブリノゲン及びフィブリン(フィブリン体)の線溶による分解産物すなわちFDPの臨床的意義は既によく知られ,免疫学的手段によるその測定法もしだいに普及しつつある.
 しかしFDPは線溶分解の程度が異なる産物の集合名詞であり,その測定に際してFDP全体の定量はもとより,どの分解段階のものが検出されるかについても興味が持たれるようになった.更に最近ではFDPの起源がフィブリノゲンかフィブリンかを鑑別することが,そのFDPが生体内で受けた凝固・線溶の機序を反映するものとして重視される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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