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研究
Kind-King変法の酸化剤にヨード化合物を用いたALPの活性測定
著者: 瀬川修史1 岡村研太郎1
所属機関: 1兵庫県立尼崎病院研究検査部
ページ範囲:P.278 - P.280
文献購入ページに移動はじめに
現在アルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1,以下ALP)の活性測定は渡辺ら1)のKind-King変法が広く使用されているが,このとき使用する酸化剤のK3Fe(CN)6が水質汚濁のために,これに代わる酸化剤が種種検討されて,クロラミンTを用いる方法2)が報告され,メタ過ヨウ素酸塩,ヨウ化カリウム-硫酸第二セリウムを用いた測定試薬キットも市販されている.我々は緩和な酸化剤としてH2O2あるいはヨウ素の化合物に着目し既にH2O2-ペルオキシダーゼ3),H2O2-ヨウ化カリウム4)などを用いる方法について報告した.
今回,ヨウ素酸塩を用いる方法について検討し,良好な結果が得られたので報告する.
現在アルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1,以下ALP)の活性測定は渡辺ら1)のKind-King変法が広く使用されているが,このとき使用する酸化剤のK3Fe(CN)6が水質汚濁のために,これに代わる酸化剤が種種検討されて,クロラミンTを用いる方法2)が報告され,メタ過ヨウ素酸塩,ヨウ化カリウム-硫酸第二セリウムを用いた測定試薬キットも市販されている.我々は緩和な酸化剤としてH2O2あるいはヨウ素の化合物に着目し既にH2O2-ペルオキシダーゼ3),H2O2-ヨウ化カリウム4)などを用いる方法について報告した.
今回,ヨウ素酸塩を用いる方法について検討し,良好な結果が得られたので報告する.
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