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研究
救急部または血液科のための簡便な小型自動血球計測器の検討
著者: 品田章二1 白井康子2 小林緑2 服部晃2 桜川信男2 柴田昭2
所属機関: 1新潟大学病院輸血部 2新潟大学第1内科
ページ範囲:P.281 - P.284
文献購入ページに移動激しく出血している患者や強力な抗腫瘍剤投与中の患者などでは,平日はもちろん夜間〜休日にわたる頻回の血球計測が必要となるばかりか,迅速な結果を要求される.この必要性は救急部,輸血部及び血液専門分科で特に著しく,専任の技師のみならずだれもが使用できるような簡便な自動血球計測器の設置が望まれる.
我々は各主治医が運転できる小型の自動血球計測器として,①四項目血液分析機(Hematology Analyzer,HA/4)及び,②自動血小板計数器(Coulter, Throm-bocounter C)を選定し,両機器を用いて赤血球(RBC),ヘマトクリット(HCT),白血球(WBC),ヘモグロビン(HGB)及び血小板の測定を行った.
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