文献詳細
文献概要
新しいキットの紹介
アガロースゲル電気泳動による螢光LDHアイソエンザイムの検討
著者: 橋本寿美子1 石川俊夫1 長橋信子1 関口光夫1 岩田進1 河野均也2 土屋俊夫2
所属機関: 1日大板橋病院臨床検査科 2日大板橋病院臨床病理
ページ範囲:P.293 - P.296
文献購入ページに移動1959年MarkertとMφllerがアイソエンザイムの概念を提唱して以来,LDHアイソエンザイムは多くの酵素の中でも最も多くの基礎的な検討及び臨床的な意義付けがなされている.
一般にLDHアイソエンザイムは五つの分画に分離される.これらは2種類のサブユニット,すなわち心筋型のHサブユニットと骨格筋型のMサブユニットの組み合わせによる.国際酵素命名委員会の名付け方で表すと,LDH Ⅰ=H4,LDHⅡ=H3M……LDHⅤ=M4となる.
掲載誌情報