文献詳細
研究
文献概要
はじめに
寒冷凝集素は正常人でも血清中に存在するがそのほとんどは64倍以下である.しかし,寒冷凝集素症,マイコプラスマ肺炎また,伝染性単核症などにおいても高値を示すことから,寒冷凝集反応の臨床的意義が大きく,日常検査における寒冷凝集反応の占める割合は大きい.私たちは寒冷凝集素価測定に試験管法を用いているが,検体数の増加に伴い検査法の省力化が望まれた,そこでマイクロタイターによる測定法を検討し,方法を設定したので報告する.
寒冷凝集素は正常人でも血清中に存在するがそのほとんどは64倍以下である.しかし,寒冷凝集素症,マイコプラスマ肺炎また,伝染性単核症などにおいても高値を示すことから,寒冷凝集反応の臨床的意義が大きく,日常検査における寒冷凝集反応の占める割合は大きい.私たちは寒冷凝集素価測定に試験管法を用いているが,検体数の増加に伴い検査法の省力化が望まれた,そこでマイクロタイターによる測定法を検討し,方法を設定したので報告する.
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