icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻4号

1979年04月発行

文献概要

研究

マイクロタイター法の寒冷凝集反応への応用

著者: 山岸安子1 中尾文子1 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理

ページ範囲:P.389 - P.392

文献購入ページに移動
はじめに
 寒冷凝集素は正常人でも血清中に存在するがそのほとんどは64倍以下である.しかし,寒冷凝集素症,マイコプラスマ肺炎また,伝染性単核症などにおいても高値を示すことから,寒冷凝集反応の臨床的意義が大きく,日常検査における寒冷凝集反応の占める割合は大きい.私たちは寒冷凝集素価測定に試験管法を用いているが,検体数の増加に伴い検査法の省力化が望まれた,そこでマイクロタイターによる測定法を検討し,方法を設定したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?