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質疑応答
微生物 髄液のCF抗体価の測定について
著者: O生 船橋修之1
所属機関: 1国立大阪病院臨床検査科
ページ範囲:P.526 - P.526
文献購入ページに移動 〔問〕従来から髄液の抗体測定には不活化は不要と心得ていましたが,先日髄液中のコクサッキーA9,エコー6,9のCF抗体価がそれぞれ8,2,2のものがあったので,これを56℃30分不活化したところ,すべて<1になってしまいました.同一の髄液でコクサッキーA4,Bの数型,アデノ,ヘルペスなどの抗体測定も同時に実施しましたが,不活化の有無にかかわらず<1でした.また正常抗原に対する抗体もすべてなしでした.
不活化によって<1となったものを抗体と考えるべきでしょうか,それともインヒビターの存在によるものなのでしょうか.またそれらのどのような性質によってこのような現象が起こるのでしょうか,お教えください.
不活化によって<1となったものを抗体と考えるべきでしょうか,それともインヒビターの存在によるものなのでしょうか.またそれらのどのような性質によってこのような現象が起こるのでしょうか,お教えください.
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