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臨床化学分析談話会より・71<山陰支部>
着実なレベルアップを目標として—実態調査による問題点把握とその解明
著者: 宮原洋一
所属機関:
ページ範囲:P.791 - P.791
文献購入ページに移動 1964年3月に発足した山陰支部は,長い間鳥取大病院検査部がお世話をしてきたが,3年前に同ステロイド研究施設化学部門に代わり,昨年から同医療技術短大が引き継いでいる.周知のように山陰地方の検査施設は,中小病院が広い範囲に分散しており,その半数以上は専任指導者がいない検査室で,検査内容や技術水準は多岐多様である.そのため参加者の希望を取り入れながら,身近な問題を先取りして,着実に地域全体のレベルを向上することを目標に例会の企画運営が行われている.今年から精度管理,機器,酵素,基礎教育の各実行委員会を組織し,委員長を中心に活動する体制が整った.
例会は随時行うアンケートの中から世話人会でテーマを選択し,分析技術と臨床評価の両面から堀り下げていくことにしている.したがって,基礎教育的なシリーズとして「病気シリーズ」,「生化学シリーズ」があり,同じテーマで特別講演や各施設の発表を組み合わせた内容となる.昨年度4回の例会は次のように行われた.
例会は随時行うアンケートの中から世話人会でテーマを選択し,分析技術と臨床評価の両面から堀り下げていくことにしている.したがって,基礎教育的なシリーズとして「病気シリーズ」,「生化学シリーズ」があり,同じテーマで特別講演や各施設の発表を組み合わせた内容となる.昨年度4回の例会は次のように行われた.
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